皆様こんにちは。
前回、運動不足による感覚低下のことについて記載しましたが、今回はその後の姿勢と運動発達の遅れについて記載したいと思います。まず、人は運動学習をする際に、関節周囲や筋肉に存在する感覚受容器というものから自分の姿勢がどうなっているのか、身体がどこにあるのかを認知します。
その後、その受容器から神経を介して脳に伝わります。その情報を受け取った後に今度は神経を介して脳から筋肉に情報を伝え身体を動かします。その際に小脳という機関を介して情報の貯蓄を行います。
また、筋肉内においては、筋膜に存在する筋紡錘という受容器が情報の貯蓄を行い、その後は感覚を通すことなく身体を動かすことが出来るようになります。
つまり、適切な情報を姿勢・運動に取り入れるためには、正しい姿勢での感覚入力が大事になってきます。

一笑健命